医者と自転車屋が苦手である。自分の身体や、自転車のメンテナンスを怠りがちで、たまに専門家に診てもらうと「どうしてこんなになるまで放っておいたんですか?」とちょっと怒られるみたいな先入観がある。実際に怒られた経験はそんなにないのだけど。
2015年に買った自転車に10年近く乗っている。ビアンキのロードバイクである。長年乗っているだけあって、汚れもだいぶ目立ってきた。特にハンドル周り。ご覧の通りの汚れよう。特にブラケットカバーは加水分解でベトベトしてきて、グローブなしで乗るのもちょっと躊躇われるレベル。
そういえば高校生の頃、jkondo が自分の自転車にバーテープを巻いてるのを見た記憶がかすかにあったな、というのを思い出し、自分でもやってみようと思い立ったのであった。
サイクルベースあさひのウェブサイトにメンテナンス記事が充実しているのでこれを参考にさせてもらった。
その他、YouTubeでいくつか交換動画を見てイメージを高めておいた。
購入したバーテープはこちら。必要なパーツが全部セットになっていて便利。
ブラケットカバーも型番を調べて購入した。旧モデルということで純正品が入手できなかったが、サードパーティーの互換品が市場に出回っている。
まずブラケットカバーを外す。のだが、ゴムが劣化していてご覧の有様。
そして、バーテープを剥がしていく。
前のテープの糊が結構強力で、まあまあ残ってしまうが、どうせ隠れるのだしあまり丁寧に綺麗にしなかった。
これは新しいバーテープを貼る時のガイドにもなって却ってよかった。
綺麗に貼れた!!気がする!!
そして、思っていたよりもバーテープの感触がよい。前はなんかベトベトして嫌だなというマイナスの感情で乗っていたのが、バーテープの触り心地がよくなるだけでプラスになり、乗るのが圧倒的に楽しくなった。
ちなみに、巻き終わりに貼るテープ(エンドテープとかフィニッシュテープとか言うらしい)、バーテープのセットに付いてきたものの、貼り直しとかしてたら粘着力が弱くなってしまい、結局買い直した。こちらです。
こんな専用商品があるのがすごい。専用品だけあって使い心地は良かった。
まとめ
というわけで、重い腰を上げてバーテープとブラケットカバーを交換してみた。もっと早く換えたら良かった、というか毎年換えてもいいくらいの差があって、自転車に乗るのが楽しくなった!!自転車のメンテが苦手なんだけど、今後はもっと自分で触れるところを増やしていきたい。
まとめのまとめ
……というメンテを行ったのが23年11月の出来事であり、書くのに1年かけてしまった。この記事もブログの下書きのまま1年経過していた。
自転車のメンテもブログのメンテもちゃんとやろうな!(オチ)