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生命賛歌!田んぼの学校収穫編に参加してきました

毎度おなじみ、宝酒造さんが主催している「田んぼの学校」!ついに米づくり編最終回である第3回、「収穫編」です!5月後半に植えた稲が4ヶ月ちょっとで実がなって収穫できるなんて自然すごいなー。

(この記事は、宝酒造提供によるはてなPR企画の一環です。後日DigiStyle京都で参加レポートがまとめられる予定です。)

田んぼの学校とは

宝酒造「田んぼの学校」では、お米(もち米)づくりを体験しながら田んぼ周辺の生物を観察するほか、お米から本みりんができるまでの流れも学習します。これら体験を通して、自然の恵みと命のつながりを学びます。

宝酒造 田んぼの学校 | 環境活動 | 宝酒造株式会社
  • 第1回: 米づくり/田植え編
  • 第2回: 米づくり/草取り編
  • 第3回: 米づくり/収穫編
  • 第4回: 恵み編

全4回のイベントもついに折り返し、田植え、草とり、と進めてきた米づくり編は今回でおしまいです。

今回もこれまで同様、 id:chris4403 さん一家と一緒に参加してきました!

黄金の野

からっと綺麗に晴れた秋の日。前回までに取りたかった免許もついに取得。念願の自分の運転で、南丹市園部町にやってきました。そこに待っていたのは…

黄金色に輝いた田んぼ!すごい!こんなに大きくなってる!

と言いつつ、実は免許をとっていてもたってもいられず、9月の頭にもこっそり様子を見に来てました。

こっそり見に来た、9月初めの田んぼの様子です。たわわに実り頭を垂れ、色づき始めた稲が嬉しかったです。

刈り入れが終わり、真っ黒な田んぼもありました。稲刈り後に藁や籾殻を焼いて来年の土にするのだそうです。

やってきました我らが母校「田んぼの学校」。すっかりいい色に育った稲が待っててくれていました。

唐突4コママンガ「田んぼくん」

(1)田植え - (2)草とり - (3)稲刈り前 - (4)稲刈り後 です。オチはない。

始業式〜室内授業

いつものように校長先生の挨拶から始業式が始まります。

午前中は「自然かんさつ」スクール。じっくりみてみよう!

今回も観察のための顕微鏡が各家庭に配布されます。季節が変わり、生きものも草花も変わった秋の自然を観察してみます!双眼顕微鏡欲しい(毎回言ってる)。

魚とか、

エビと貝とか、

熱心に眺めてます。顕微鏡の使い方も、もう3回目でだいぶ慣れてきたなー。一人で綺麗にピントも合わせてます。

観察した結果はフィールドノートに記録します。まじでうちの子絵がうまいなー。

柿の種を割ると子葉(ふたば)が!胚の中でもうかたちづくられているんですねー。米の胚との比較とかを学びました。

とりあえず食べ物と見るや舐める子…。

自然観察〜昼ごはん

室内の観察授業の次は野外に出て自然観察です。

自然の先生に引率されて、いきもの発見のツアーにでかけます。

アワとコメと何が違うのか。野生種と栽培種の違いを教えてもらいました。

自然観察で見つけたいきものたち。

コオロギ、

オンブバッタ、

ヒシバッタ、

オナモミ。子どもの頃はひっつき虫って呼んでたなー。

というわけでたっぷり自然に触れた後はお弁当!!

あんぐり。

稲刈り

午後はついに稲刈りです!

教室で授業を受けてから…

田んぼに到着!身長近くまで伸びてました。

みんな自分が植えて草刈りしてきた持ち場があるので、一斉に並んで稲刈り開始!

なかなかしっかりとした腰つきで着実に稲を刈る上の子。

しゃがむと稲に隠れちゃう下の子もしっかり刈ってました。

上手に刈れました。おもわずにんまり。

稲刈りしてると、どんどん住処を追われたいきものたちが出てきました。カエルに、

カマキリも。一歩足を動かすと何匹も小さな生き物が跳ねる。田んぼはこんなに沢山の生き物を受け入れているんだと実感できました。

豊作の図(僕です)。

あっという間に稲刈りタイム終了。最初はぎこちなかったのですが慣れるとさくさくと刈れて、物足りないくらいでした
下の子はこの日の日記に「いっしゅんでかれるようになった」って書いてたけど正直そこまで上手じゃなかった(笑)。でも、短時間で上達曲線を体験してもらえると次に繋がりそうで非常に良い体験になったと思います。

稲刈りに続いて脱穀体験も。教科書で見たことある千歯こきで脱穀。ちゃんと籾が取れててすごい

綺麗に刈り取られた田んぼを後にして。

今日の楽しかった事をふりかえりシートに記入!

下の子もふりかえりシートに記入!

ちなみに僕のふりかえりです。
植えた時は13cmだった苗が2ヶ月で40cmにも伸び、今日は90cmにもなっていました。
最初の授業で、「田植えは3-3-2拍子」って習って植えた3本の稲が、分けつして収穫した今日数えたら21本にもなっていました。
その一本の稲についた籾の数を数えたら、87粒ついていました。

21本 × 87粒 = 1827粒

「3本の稲 = 3粒の籾」から育った稲が1827粒の籾を実らせた。実に609倍の成長。
稲を刈っていたら、住処を追われた生きものがたくさん出てきました。

第2回の授業で出てきた「いのちのピラミッド」、そして「田んぼは生命のスープ(もしくはリゾット)」というフレーズを思い出さずにはいられませんでした。

食物連鎖における、たくさんの命のピラミッド、そのピラミッドのいろんなレイヤーの命をあつめて田んぼという生命のスープがあり、その命をうけて600倍にも成長した稲があり、それを食べて我々は生きてるんだ・・・。この5ヶ月の体験を通して、そんな気持ちになることができました。食べ物を、生命を大事に行きていこう。

稲刈り済んで日は暮れて

おみやげにもらった稲の束!家で手作業で脱穀・精米してみようと思います!

さらば南丹市園部町。すごくいい場所でした。また遊びに来ます!!

今回も、園部町の方、宝酒造の方、NPOの方、大学の先生や学生の方などなど沢山の方のサポートに支えられ、楽しく勉強になる素晴らしいイベントになりました、ありがとうございました!

次は今日刈り取った米や、それからできたみりんで料理体験です。もう最後なんて残念ですが次回も精一杯レポートします!

「田んぼの学校」過去の記事

[第1回: 米づくり/田植え編]
田んぼの学校で田植え体験してきました - 大西ブログ
[第2回: 米づくり/草取り編]
今度は草とりだ!田んぼの学校第2回に参加してきました - 大西ブログ
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