久しぶりに夢日記を書く。
お菓子を作る工場を見学している。巨大な機械の中を縫うようにベルトコンベアが走り、その上を低い円柱状のお菓子が流れていく。
行程が進み、成形され、ミントブルーにコーティングされたお菓子たちは、あるものはさざ波のような、またあるものはお城のような、不思議に動きをもっている。
やがてパッケージにつめられたその箱には「12のうごき、12のあじ」と書かれていた。
色は一色なのに動きと味にバリエーションがあるのが新しい!と思って目が覚めた。
今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」に参加します。
もともとはgeocitiesでウェブ日記を書いていた。HTML手書きで友達だけが見てるような。という話は以前「僕のオープンインターネット - 大西ブログ」で書いた。
その後、はてなに入って人力検索サイトを運営していたわけだけど、そのサイトの中に「スタッフ日記」というコーナーを作った。簡単な日記を書ける仕組み。入社して独力でやった初めての新規の機能だった気がする。diary.cgi。.cgi かよって感じだけど当時は社内にフレームワークもなく、Apache + CGI で動かしていた。その後 mod_perl (もちろん1) 導入して、cgi を Apache::Registry で動かすようにして(use strictを学んだ)、その後フレームワークが作られた。
話が逸れた。
2001年8月から開始したスタッフ日記コーナーは当時のスタッフ3人で更新していた。その後2003年にはてなダイアリーというサービスを作って、スタッフ日記はそれぞれの日記にインポートした。
これが最初のエントリ。今読むと緊張感がある。はてなの使い方提案 - 大西日記 - はてなダイアリー
はてなに入社して最初の仕事が日記の仕組みを作ることで、その後何年にもわたって日記(ブログ)システムをエンジニアとして運用して、その後はてなブログというサービスをディレクターという立場で作ることになるのであった。
ブログサービスを始めたきっかけでした。こちらからは以上です。
宝酒造さんが主催している「田んぼの学校」!最終回である第4回、「恵み編」のレポートです。5月から始まった田んぼの学校も7ヶ月を経てついに卒業式です。
(この記事は、宝酒造提供によるはてなPR企画の一環です。後日DigiStyle京都で参加レポートがまとめられる予定です。)
宝酒造「田んぼの学校」では、お米(もち米)づくりを体験しながら田んぼ周辺の生物を観察するほか、お米から本みりんができるまでの流れも学習します。これら体験を通して、自然の恵みと命のつながりを学びます。
宝酒造 田んぼの学校 | 環境活動 | 宝酒造株式会社
全4回のイベントもついに最終回。自分たちの手で植え、草を取り、収穫したもち米やそれを原料にしたみりんを使って料理をしたりみりんやおせち料理について学びます。
今回もこれまで同様、 id:chris4403 さん一家と一緒に参加してきました!
12月も半ばになり、こないだ収穫したと思ったら季節はもう冬。いつもはドライブで出かける田んぼの学校ですが、最終回は「ラ・キャリエール クッキングスクール」でした。
京都市役所を見下ろせる素敵なロケーション!結婚式場にも使えそうなスクール内のホールで最終学期の始業式です。いつも通り校長のご挨拶から始まります。全然違う!びっくりしました。
というわけで利きみりん。「本みりん」と「みりん風調味料」を比べてみましょう、というコーナーですが…本みりんのすごさは宝酒造さんのサイトにも詳しく載っていました。
タカラ本みりん | 調味料 | 商品紹介 | 宝酒造株式会社
そして、みりんだけでなく、「清酒」と「料理酒」にも違いがあるんですね。料理酒も、みりん風調味料と同様に酒税を免除するために塩分を入れて不可飲処理をしているそうです。なるほどー、そりゃ本みりんや清酒の方が美味しいわなーと納得。
http://www.takarashuzo.co.jp/cooking/tsubo/index02.html
2時間目はメインイベント、「料理教室」です。まずは講師の先生の見本を見ながら全体の指導を受けます。
今日一日でこんなに作ります!こんなテレビの料理番組みたいなセットで手元を拡大してもらいながら詳しく説明してくれます。下の子は「これテレビでやるの?」って勘違いしてました。説明を熱心に聞いてる下の子。聞きながらだんだん変なポーズをし始める下の子。ひとしきりの説明を受けて、用意してもらったエプロンに着替えて張り切る子どもたちです。3つの教室に分かれて、家族ごとに一つのアイランドキッチンを借りて(贅沢!)調理開始です。一品目は白みそのお雑煮。本当は複数の料理を段取りよく作ったのですが、時系列だと混乱するので料理ごとにまとめてみました。
まずはお雑煮の具になる人参と大根を短冊切り。左手は猫の手!子供用包丁は使ったことあったのですが大人用の包丁でおっかなびっくり、でも上手に切れました。京風に白みそ仕立てです!白みそは大量に入れるので鍋に入れる前に溶いておきます。椀の底に茹でたお餅を入れて、白みそ汁を入れて仕上げは三つ葉。センスの見せ所ですね。(煮てる時の写真撮り忘れた)お雑煮できあがり!三品目は「ごまめ」。田作(たづくり)とも言いますね。おせち料理の定番です。炒り大豆も入ります。
ごまめを炒めて水分を飛ばした後、調味料を粘り気が出るまで煮詰めて、炒り大豆と合わせます。炒め上がったら、バットに並べて熱を冷まして、皿に取り分けます。出来上がり!簡単なのにこの照りはみりんの効果か!みりん万歳!四品目は出し巻き玉子!これ上手に巻けたらプロっぽいやつ!
卵割る下の子。卵を割るのに異常な執着を見せて、料理始まった瞬間から「卵先に割っとく?僕割るけど?」って言い続けたけどようやく割れました。上手に割れて良かった。だし汁と混ぜた卵を四角いフライパンで焼く!そして巻く!お姉ちゃんはさすがに上手。一人で上手に巻けました。下の子は僕と一緒に。いい焼き色がついて美味しそう。こちらも上手にできました。巻き簀に巻いて冷ましたあと、切り分けます。下の子も。出し巻き、出来ました!斜めに切ったのは上の子のセンスです。最後にデザート。みたらし風団子。白玉粉から団子を作るところまではあらかじめできていました。
フライパンで白玉団子を焼く。くっつくやすいから注意してください、と言われたけど確かにくっつくくっつく。細心の注意をはらって焼いてます。上の子とバトンタッチして、たれと絡めます。またバトンタッチ。たれとよく絡んだら、つぎは配膳。上手にできました!照りっ照り。これもみりんの力か。というわけで…
全部の料理が完成しましたーー。なにこれオシャレじゃないですかー。「いただきます」と言うやいなや、料理にかぶりつく子どもたち。自分で作った料理は格別ですね。結構ボリュームあったのに残さず完食しました!楽しかった「田んぼの学校」も全ての授業が終わって、卒業式です。えっもう?という気分でいっぱいです。
chris4403一家の背中越しに卒業証書授与。本物の学校の卒業式よろしく、一家族ずつ名前が呼ばれ、校長先生から卒業証書を手渡しされます。もう人生で手にする事も無いと思っていた卒業証書。おみやげには、スパークリング清酒「澪」、できたばっかりのお餅!そして3時間目の授業でも出てきた「節句かるた」!というわけで、7ヶ月間全4回の田んぼの学校が無事に終わりました。農作業体験を行える、という気軽な気持ちで参加したのですが、単に農作業を行うだけでなく、里山の自然に触れ、生き物に触れ、その生き物が田んぼを育むという事を全身で実感しました。
また、そこから米がぐんぐん成長したのを自分の目で見届け、それがさらにみりんやお酒になり、調理に使われることで食べ物の魅力を何倍にも引き出す、という壮大な手間の果てに美味しいご飯を食べれるということを学びました。
家族で一緒に汗を流して作業する楽しさに加え、沢山の発見と学びを与えてくれた「田んぼの学校」、そしてそれを運営されている宝酒造さんに感謝して、この4回のレポートを締めくくろうと思います。ありがとうございました!!
はてなブログでは、文章を書いて発表する場としてブログとシナジーがあると考え、文学フリマに初めて参加いたします。ブログをはじめとする多くの「書き手」を、ネットだけでなくリアルの場でも後押ししていければと考えています。はてなブログと「文学フリマ」をよろしくお願いいたします。
というわけで、9月にあった第二回文学フリマ大阪を応援しつつ参加してきました。
設営なう@文フリ大阪 pic.twitter.com/wORWC4lWLT
— 大西康裕 (@yasuhiro_onishi) September 14, 2014
整いました@文学フリマ大阪 pic.twitter.com/jkgRiyXp7n
— 大西康裕 (@yasuhiro_onishi) September 14, 2014
始まりました!入場すぐのはてなブログブースでは、はてなTシャツ他、はてなブロガー醤油手帖さんの本とシールも売ってます。はてなシールは無料配布中。気軽にお声掛けください #bunfree pic.twitter.com/CK1juxqxCM
— 大西康裕 (@yasuhiro_onishi) September 14, 2014
コミケ参加経験はあるのですが、文学フリマは初参加。いやー思ってたより(失礼)盛り上がってましたね。主催者様の発表によると、300ブース、来場者は1500名ほどだったらしいですが、すごく賑わっていて良いイベントでした。
はてなでブログを書いている参加サークルさんが30サークルほどあって、全体の一割がはてな!ということで、ブログと文フリ、親和性あるんじゃないかと思って応援を決めて参加したのですが、思っていた通りだなと感じることができました。参加サークルさんにも私や別のスタッフがご挨拶させていただきましたが、気持ちよく会話させていただきました。ありがとうございます。
文学ということで、小説や詩が多いのかなと思っていましたし実際そうでしたが、それ以外のものも沢山あり(自分が文学と思えば何でもいいそうです)、面白い本やグッズが沢山あって、純粋に個人としても楽しめました。
その後、文フリに参加した感想をモジノオトカフェで発表させていただきました。文学フリマの中の人や、サークル参加されてる方、こんど連載開始を控えた漫画家さんやアニメーション作家さんなど個性的な面白い方々の前で、文学フリマの感想の体を借りたはてなブログの宣伝をしてきました。
ブログには、同人サークルさんにも便利に使っていただける複数のメンバーで一つのブログを管理する機能や、ときにはひっそりとブログを運営するモードがあったり、そもそもSEOがとても優れているのですよ、といった話をさせていただきました。
興味深く、活発に質問を交えながら聞いていただき、ますます今後もブログをいろんな「書き手」の方に使っていただこうという思いを強くしました。
というわけで、今後もはてなは、「文学フリマ」やその他「書き手」のみなさんを後押ししていきたいと思います。
4月にある文学フリマ金沢も、大阪同様に応援していきますし、本家の文学フリマ(東京)とも何かしていきたいです!
はてなブログ・はてなダイアリーをご利用中のみなさまにおかれましては、雑誌・Webマガジンへの執筆や連載、書籍の刊行、テレビ・ラジオ等への出演、イベント・トークショー等のご予定などありましたらご連絡ください。検討のうえ、有用な情報ははてなブログのツイッターアカウントその他で宣伝にご協力させていただきます。
ご連絡はこちらまで!
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